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3つの特徴

脳梗塞や脳出血などにより、脳の神経細胞が壊死すると手足や体幹に高い確率で麻痺という症状が現れます。
脳の神経細胞は、一度壊れると元に戻ることはないと言われておりますが、最近の研究では、なんと「残っている神経細胞を使用することで脳が活性化し、壊死した細胞が担っていた役割を別の神経細胞が担ってくれる」ということが分かってきました。

機能回復に必要な神経細胞を活性化するためには、じつは、専門家が身体の動きを評価し「なぜその動きが困難なのか」「動かない筋膜や筋肉、皮膚にどんな感覚や動きを与えていくかを身体の反応をみながら探ることにより、どうすればその動きが可能となってくるのか」を判断しながら治療を行うことが必要となってきます。ただ身体を動かしたり筋トレをすれば良いわけではないんですね。だからこそ、経験やリハビリの質が大事になってくるのです。その上で、その方に必要な姿勢のコントロールと手足を動かす練習を行います。じつは、手足を楽に動かすためには、「姿勢の安定が重要」とされているからなのです。そのことで運動野と呼ばれている脳にある運動の司令塔に感覚情報が伝わり、運動を誘発しやすくなります。
麻痺により、ご自身では動かすことが出来ない筋肉や神経などを働かすことで、今まで動かなかった部分が動かしやすくなったり、軽くなるなどすることで、円滑な動きが行いやすくなる可能性があるのです。

日常の生活を自分らしく過ごすためには、身の回りのことは出来るだけ自分で行えることが大切になります。特にトイレは、できるだけ自分ひとりで行いたいという方が多いですよね。
例えば「一人で歩けるようになりたい」「トイレは一人で行いたい」という方に対しては「なぜ歩けないのか、なぜトイレのココの部分に介助が必要なのか、どこが動くようになればそれが出来るのか」という視点でリハビリスタッフが実際の動作をみて細かくお調べさせていただきます。

その上で、その方に適したリハビリの内容を考え、マンツーマンでリハビリを行います。その他には、「料理を作るために、包丁の操作ができるようになりたい」「洗濯物を干せるようになりたい」「着替えがしたい」など、どんな動作に対しても、その活動がもう一度行えるようになるために、誠心誠意リハビリを行なわせていただきますので、あきらめる前にぜひ一度ご相談ください。

痛みの原因は、多くの場合、筋肉が硬くなることで起こる血行不良などによるものです。
しかし、その筋肉が硬くなる原因は、痛みを感じている場所ではなく、違う場所にあることが多くあるんです(例えば腰の痛みの原因が膝関節にあるなど)。

そのような痛みの治療を行うためには、意外かも知れませんが、実際の身体の動き(立つ姿勢や座る姿勢、歩き方など)や関節の動き方などを評価し、痛みの原因となっている場所を調べることから始める必要があります。その後に、痛みの原因となっている場所のリハビリを行うことで、根本的な痛みの治療が可能となります。

お身体のリハビリの中に痛みの治療を組み込むことも可能ですので、お身体に痛みがある際は、是非お伝えくださいね。

【 推奨 】

元越谷ケアマネ会 会長
石原志津子

元越谷ケアマネ会 会長
生沼和明